ちょっと変わったcafe



韓国はカフェ文化ということを多くの方はご存知だと思う。
1杯130ウォンほどで飲めるチェーン店のアイスアメリカーノ(安いのに量もあるのでコスパが最高によい)からデザートまで頼むと軽く1500ウォンは飛んでいくお洒落なカフェまでとても幅が広い。
食後に必ずカフェに行きカフェインを摂取するのが韓国でのお決まりの流れなのだ。
カフェい行くとまず自分が飲みたい飲み物を注文し、それから一緒に食べるデザートを決める事が多いと思うが、ソウルで入ったあるカフェはその逆だったのだ。まず食べたいデザートを先に選び、合わせるコーヒーはそのデザートに合った種類をバリスタが選んでくれる。
つまりコーヒーソムリエがいるお店と言ったところだ。
デキャンタでのコーヒー提供もそれっぽさを醸し出している。
このカフェを訪れたときは無花果と栗の季節だったので迷わず季節限定を選んだ。
丁寧にもデザートとコーヒーひとつひとつに説明のメモを添えてあるというこだわりぶりだ。
無花果のケーキはチョコレートクリームを使用しており、少し酸味が強いアイスアメリカーノがチョコクリームの甘さを中和してくれたので甘すぎるデザートが苦手な私でも美味しくいただけた。
根っからのコーヒー好きの人やこだわりがある人にとっては当たり前のことなのかもしれないが、それぞれが美味しければ調和は二の次(というよりほぼ考えたことは無い)私にとってはなかなかの興味深い体験だったのだ。
ちょっと自分を労わりたい時に訪れたいこのようなカフェが身近に合ったらいいのに...
とふと思い出されるちょっと変わったCafeの思い出話し。